天然真珠とは、その名の通り海の中で自然にできた真珠のことを指します。
人の手を介さずに、貝の中に小石や虫が自然と入り込んでできたものです。
一方、養殖真珠は丸い核(真珠のもとになるもの)とピース(アコヤガイの細胞の一部)を生きている貝の中に人工的に入れて育てたものを指します。
どちらも貝の中で育つのは間違いないのですが、人の手を要するか要さないか、によって呼び方が変わってきます。
しかし天然真珠の場合は、核を入れていないので無核真珠といえます。
戦後、確立された養殖技術も発達してき、現在市場に出ている真珠のほとんどが養殖真珠です。